手汗が起こる仕組み

手汗が起こる仕組み

手汗が起こる仕組み

 

日本人の200人に1人が手汗に悩まされていると言われています。
手のひらの発汗量が多い方でも、自分が手汗を発症していると気づいていない方も多いようです。そのため、実際に手汗で悩んでいる方の割合はこれよりも多くなるのではないでしょうか。
人間が汗をかくというのは、体温調整のために必要なことで、これは自然な現象なのです。しかし、手のひらだけに大量の汗をかくのはなぜなのでしょうか。
この仕組みに関しては、手汗に悩まされている方も意外と知らないようです。
ここでは、その仕組みについて簡単に紹介しますので、この機会に手汗について理解しておくようにしましょう。
手汗やワキ汗は自律神経の一つとなっている交感神経と大きく関与しています。
この交感神経はそれぞれの神経節の支配を受けており、手汗は胸部交感神経節の働きが活発になると発症します。
そして胸部交感神経は、緊張や興奮を感じた時に活発になります。
この時の汗は、体温調節といった目的とはかけ離れたものであるということは理解できたのではないでしょうか。
手汗を発症すると、緊張や興奮を感じなくとも、交感神経が活発に作用するため、日常生活においても異常発汗が起こるのです。
さらに、前述のとおり、交感神経は自律神経の一つであるため、ホルモンバランスが変化するとその影響をてきめんに受けます。
特に、思春期や更年期はホルモンバランスが乱れやすくなっています。
神経が正常に作用していないということを、精神的な問題で、気持ちの持ち方で変わるという意見があることは事実ですが、手汗は身体の異常代謝で、立派な疾患です。
本人の生活スタイル、体質、気持ちの問題で起こることではないということを理解してください。